ディスクリート ステレオコンプレッサー(500シリーズ)
・音量を一定に保ち、バイパス音とのレベルマッチングを図る、ヴァリアブル・コントロール機能
・視認性の高い10セグメントのLEDメーター (入出力、ゲインリダクション)
・THRESHレベルが入力レベルを超えた際に点灯するThreshold LED
・apiのパテント、周波数依存のサイドチェイン機能THRUST?を搭載
・3種類のKneeカーブ
・New・OLDスイッチ搭載。検知方法をフィード・フォワード、フィードバックから選択可能。
・メイクアップゲインはオート・マニュアルで選択可能
・ハードワイヤー、リレーバイパス、コンプレッサーINの3種類の入出力方式
Api 529は定番コンプレッサー、api2500の弟分とも言える、500シリーズ対応のステレオコンプレッサーです。
2500ならではのパンチあるコンプレッションサウンドと操作性を保ちながら、500シリーズ2スロット分のコンパクトなサイズに収めました。
お家芸であるディスクリートオペアンプ、api 2520/2510を用いたトーンは健在。
あらゆるソースに対応し、ピークを抑える、アタックを強調する、ルームトーンを持ち上げる等、あらゆる目的に的確に対応します。
2MIXのミックスバス・コンプ、ドラムバス等に用いたサウンドは何にも代えがたいものがあるでしょう。
THRUST It!!!
THRUSTは、529 コンプレッションサウンドを生み出す重要な機能です。
音声信号の低域は、高域と比較して大きなエネルギーを持っています。
RMS検知させると低域は高域よりも敏感に反応するので、所謂「Pumping」が発生し、ルーズなサウンドになってしまいます。
THRUST It!!!
THRUSTをONすることにより、低域にカット、高域にブーストのフィルターがかかるので、それぞれのオクターブ・バンドで平均化された周波数をRMS検知に送ることが可能になります。
529に搭載されるフィルタータイプは三段階あり、音源により最適な効果が得られるよう調整出来ます。
THRUST NORMal
所謂、OFFの状態です。一般的な多くのコンプレッサーと同じ動作を行います。
THRUST MEDium
ローはカット方向に、ハイはブースト方向に作用するイコライジング処理がRMS検知の前段で行われます。
ミッドレンジはフラットになっており、低域の過剰なコンプレッションを抑えつつ、高域のピークに対する反応を向上させる設定です。
THRUST LOUD
-15dB@20Hzから、徐々にブーストされていき、 20khzで+15dBとなるフィルターです。
高域の入力に対するコンプレッションが強まり、相対的に低域は弱まります。
アタッキーなサウンドで、ドラムキットのサウンドにパンチを加えたり、よりアグレッシブなコンプレッションを狙いたい場合に低域が潰れすぎず、非常に有効です。
製品名 | 529 |
概要 | ディスクリート ステレオコンプレッサー(500シリーズ) |
関連ページ | メーカーページ |
※ 製品品質の向上と部品需給状況によって、製品構成などの仕様は予告なしに変更することがございます。