新たなtiaシステム実装による、卓越したサウンドクオリティ

Fourtéでは、類い稀なイヤホン設計を採用しており、新設計のtiaシステムがその一つです。tiaとは音導管を使用しない、チューブレス設計を実装するために用いられる技術の総称で、このチューブレス設計において重要な個々のパーツをFourteの為だけにカスタマイズしました。 このtiaシステムを実装するにあたり、二つの重要な設計があります。
一つ目は、筐体内部に組み込まれたアコースティック・チャンバーです。このチャンバーは、4基のドライバーをチューニングするためにデザインされています。これは、各スタジオルームに設置してあるスピーカーに対し、適切なルームチューニングを行うという考えからデザインされています。
二つ目は、ダイナミック型ドライバーのサウンドチューニングにおいて、パッシブラジエーター設計をインターナルモジュールを組み合わせた事で実現していることです。インターナルモジュールは、ダイナミック型ドライバーだけでなく、当社のオープン型バランスド・アーマチュア型ドライバーの駆動をエアーフローをコントロールすることで調整し、各ドライバーに対する適切なサウンドチューニングを行なっています。

鼓膜にかかる空気圧を低減し、長時間リスニングによる疲れを軽減するだけでなく、聴覚保護にも役立つ新技術「apex」

外耳道をイヤホンで塞いだ際、イヤホンのスピーカーは空気圧（音圧）を生成します。この空気圧は耳の疲労を引き起こしたり、更には過度に鼓膜へ負担を掛ける事で難聴につながるリスクを引き起こします。apexテクノロジー（Air Pressure Exchange Technology）は、そういった難聴リスクを抑える為に開発された技術です。 特別な設計が施された「apexモジュール」をイヤホンの筐体に搭載することで、本来であれば鼓膜にかかり続けるはずの空気圧をこの「apexモジュール」を介して外へ逃がしてあげます。こうすることで、空気圧による鼓膜への負担を軽減し、長時間リスニングによる聴覚疲労も軽減され、聴覚をより長く保ちやすくなります。鼓膜へのストレスが軽減されたことで緊張がほぐれ、聴覚上の音質も向上します。