VSP-2

ディスクリート ステレオ/2ch マイクプリ

VSP-2はVertigo Soundにおいて第3番目の製品であり、そのデザインは多大な影響を与えマイクプリとしての新しい基準を定めています。
このユニットの心臓部は、OPA (オペレーショナルアンプリファイアー)”1976″ と呼ばれるVertigo Soundのフルディスクリートの2つのオペアンプ回路です。
このVertigo Sound内で設計され組み立てられたディスクリートアンプリファイアー段は、Jensenの世界的に有名なJT-16 マイクトランスと組み合わされ、信号スペクトラムの超低域から超高域までスムースで暖かく明確な音を提供します。
JT-16 トランスはとても高い入力レベルにも対応していて、その増幅率が1:2と低いことにより静電容量が低くなるため、位相のずれが少なくなります。
さらに増幅率が低いということは、VSP-2内のディスクリートオペアンプが増幅のほとんどを行うということになります。
この回路が、ユニークで、リッチで、不足がなくオペアンプの特徴が良く表れた音を生み出します。

<コントロールと特徴>
・ゲインコントロール
→10ポジション Grayhill ロータリースイッチ (6dbステップ) 最大レンジ: 12-72db
・ファインゲインコントロール
→41クリック Alps 0-6db
・80Hz / 120Hz 12db/oct ローカットフィルタースイッチ
・シグナル & クリップ LED
→グリーン: アウトプットが-6dbuから19dbu 妥当な出力レベル
→レッド: アウトプットが+19dbu クリッピングレベルに近い
・INSTRUMENT入力
→ギター、ベース、サンプル用などのアンバランス入力
→このアンバランス入力は他のいかなる回路を経由することなく、直接2つのOPA入力に送られます。(リアルDI入力)
→シンプルなトグルスイッチのon / off機能
→アウトプットはモニターからのクリック音を避けるために、スイッチング時はミュートされます。
・ファンタム電源
・-20dbパッド
→入力インピーダンスには影響を与えません。
→機能していないときは、パッド回路は完全に入力段外に切り替えられます。
→ゲインの設定が12db-18db-24dbもしくは30dbのときにのみパッドを使用してください。
パッドはサウンドには影響を与えませんが、たとえば54dbのようなセッティングはSN比が悪くなります。
・位相反転スイッチ

 
製品イメージ

ディスクリートオペアンプ “1976”

Vertigo Sound “1976” はフルディスクリートオペレーショナルアンプリファイアー (オペアンプ) です。
Jensen JT16 トランス、Panasonic カップリングコンデンサ、加えて適切に選択されたオペアンプ部品を持つ非常に熟考されたクラシックな回路は、ぼんやりとしたり不快なサウンドになることはなく、フレッシュさとパンチのある正確なサウンドを提供します。

製品情報
製品名 VSP-2
概要

ディスクリート ステレオ/2ch マイクプリ

関連ページ メーカーページ
製品仕様
・1.5kΩの入力インピーダンスを持つデゥアルモノマイクプリ
・Jensen バランス入力とTHAT 1646 バランス出力
・ダイナミックレンジ:116db @36db
・周波数特性:10Hz-35kHz(+-1db) @36db
・最大出力:+24db / 600Ω フローティングバランス
・ノイズ:-81dbu (20Hz-22 kHz, unweighted, RMS) @36db

製品品質の向上と部品需給状況によって、製品構成などの仕様は予告なしに変更することがございます。

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