チューブDI(With Bass In Mind モデル)
Finally v2は、真空管(12AU7 ※)を内蔵したDIです。
入力されたアンバランス信号が高電圧の真空管~ハイエンドのDIトランスを通り、バランス信号としてXLR端子から出力されます。XLR出力には独立した音量コントロールとグラウンドリフトがあり、接続機器に応じて調整が可能です。
DIトランスには、カスタム・メイドされた Unagi Magnetics E4305 D.I.トランスを使用しています。
チューブアンプと組み合わせて使用する事を想定されてデザインされており、フルレンジで驚異的な10Hzまで再現する幅広い周波数特性がプレイの繊細なニュアンスまで捉えます。9V~12V(400mA)電源に対応しており、12Vで使用する事でより広いダイナミックレンジは得られます。
このモデルは、Bass Player Magazineのコラムニストとしても有名な、ベース用の学術研究プラットフォーム「With Bass In Mind」のPhilip Mann氏とのコラボレーションで生まれました。世界的ベース講師ベスト5に選出され、Van Morrisonなど多くのグラミー受賞者と共演したMann氏が手掛けるサウンドを体験してみてください。
※2024年11月出荷分より、12AU7に仕様統一。それ以前のモデルには12AX7が搭載されております。
コントロール
・GAIN(ゲイン):
チューブのサチュレーションをコントロール。
・LEVEL(レベル):
1/4″フォン出力端子の音量を調整。(PRE OUTモード時のみ適用)
・HPF(ハイパス・フィルター)スイッチ:
HPF側にすると、90Hzからオクターブ毎に-6dBロールオフします。
・DRY PASS / PRE OUT スイッチ:
1/4″フォン出力端子から出力するサウンドを選択。DRY PASSはバイパス、PRE OUTはLEVEL等を通ったウェット信号を出力します。
・XLRボリューム(側面):
XLR出力端子の音量を調整。
・XLRグラウンドリフト・スイッチ(側面):
スイッチが下向きでグラウンド接続、上向きでアイソレートされます。
・ATTENトリムポット(基盤上):
表面上の音量コントロールで調整しきれない範囲のボリュームを調整します。
基本デフォルトで使用して問題ありませんが、極端に入力にセンシティブなバランス接続機器に接続する場合や、パワーアンプをドライブさせたい場合に調整してください。
製品名 | Finally v2 |
概要 | チューブDI(With Bass In Mind モデル) |
希望小売価格 | オープン(税込 46,200円/税抜¥ 42,000円 前後) |
JANコード | 4582691861802 |
※ 製品品質の向上と部品需給状況によって、製品構成などの仕様は予告なしに変更することがございます。