ディスクリート 3バンド EQ(500シリーズ)
復活した往年の名機550Aと比較されるようなイコライザーは数えるほどしかありません。
60年代後半にSaul Walkerによって全段ディスクリート設計された550Aは、最初にモジュールのOEMイコライザとして使用されました。
レコーディング業界が急速に550Aのサウンドクオリティーを迎え入れた時代は、多くのカスタムコンソールデザインがFrank DeMedioや他の一流のエンジニアによるものでした。
これらのコンソールの多くが現在でも稼働中です。
40年後に、550Aはイコライザーの性能を語る上でひとつの試金石として評価されていました。
そして何十年もレコード産業では、それは大きな役割を果たしています。
コピー商品もありましたが、あくまでそれらは単なるコピーにすぎませんでした。
会社が1971年にコンソールを製造し始めたとき、550AはAPIの標準のチャンネルモジュールイコライザーになりました。
そして現在、すべての既存ユニットが重宝されている状態で、ついにこのイコライザーは2004年に生産再開されることになりました。
550Aは5ステップ・15ポイントの仕様で各バンドにおいて12dBのゲインを提供します。
15ポイントはオーバーラップされた3つの帯域の上で分割されています。
HFまたはLFについてはピークまたはシェルビングのどちらかを個別に選択可能です。
そして、バンドパスフィルターは他のすべての設定に関わらずインサートされます。
周波数帯域とブースト/カットは3個の同軸セレクタースイッチによって設定できます。
「IN」スイッチはイコライザーのオンオフを設定します。
小さいトグルスイッチは、バンドパスフィルターを550Aにインサートするのに使用されます。
Walkerの開発した比類なきオペアンプAPI 2520を採用し、さらに彼の「プロポーショナルQ」回路は音響学上優れたイコライゼーションを550Aユーザーに与えます。
このユニットの待ちに待った復活で、レコーディングの歴史に名を馳せたこのイコライザーは、これからの音楽を後世に名を残し続けていくことでしょう。
<特徴>
・3バンドの伝統的なAPIイコライザーションを忠実に再現
・各バンドにつき5ポイントの中心周波数選択が可能
・各バンド最大12dBのブースト/カットが可能
・HFおよびLFではピーク/シェルビングの切り替えが可能
・「プロポーショナルQ」回路により急峻なナローイコライゼーションを実現
・伝統的なAPIオリジナルオペアンプ採用
・クリッピングレベル30dBの高ヘッドルーム
製品名 | 550A |
概要 | ディスクリート 3バンド EQ(500シリーズ) |
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