Studio Microphone Amplifiers
新しいMercury 「M76m Mk.IV」は、私たちのベンチマークであるスタジオマイクアンプの最新バージョンです。
M76mは、最も人気のあるビンテージアンプモジュールの一つであるTelefunken/Siemens V76mをベースにしています。これらのモジュールは、1950年代後半から60年代にかけて、ヨーロッパの放送局やレコーディングスタジオで使用されていました。その後、真空管式コンソールが廃れ、トランジスタ式ディスクリート・コンソールに取って代わられた後も、V76モジュールは生き続け、アウトボード・マイクアンプとして世界中のスタジオで使用されました。
M76mのゲインコントロールは、0?+60dB(6dB刻み)で、レベルコントロール、出力アッテネーターと連動して動作します。“Level”ノブはフェーダーとして機能し、アンプの初段から2段目までのゲイン量を調節できます。“Level”を下げ、“Course”を上げることで、真空管の”ブレイクアップ・トーン”を加えることが可能です。最終段にも(-0~-10dB)を追加することで、設定によるさまざまなトーンシェイピングを実現します。更にインピーダンスセレクトスイッチを追加し、最新の機器に求められる機能をすべて搭載しています。ファンタム電源(on/off)、フェーズ(極性)反転、そして驚異のF.D.I.(FETダイレクトインプット)回路を搭載しています。
Superb FDI
Mercuryが開発した FDI (FET Direct Input) は、A級真空管トポロジーをベースにした独自のJ-Fet回路です。
Mercury FDIは、ダイレクトレコーディングのあらゆるニュアンスを再現できるように設計されており、回路はアンプの真空管またはソリッドステートの特性によって全体の音色を決定することができます。楽器用DI信号は、Mercuryカスタム入力トランスを含むマイクプリアンプ回路全体に送られ、各プリアンプの個性が発揮されるようになっています。
製品名 | M76m Mk.IV / M76m/1 Mk.IV |
概要 | Studio Microphone Amplifiers |
Mic Input Impedance | Approx. 2k |
Suggested Source Impedance | Approx. 200 ohms |
Input Impedance with -28dB Pad | Approx. 4k |
DI Input Impedance | 2M ohms |
Internal Output Impedance | 30-50 ohms (depends on gain setting) |
Suggested Minimum Load | 500 ohms |
Max. Mic Signal Input Level (@ 20 Hz) | +34dBu with -28dB Pad engaged / +6dBu with Pad not engaged |
Max. Output Level | +22dBu |
Frequency Respons | 20 Hz to 20 kHz +/- 0.5dB |
Mercury 66
All Tube, All Transformer Studio Limiting Amplifier
EQ-H1 / EQ-H2
Studio Program Equalizer
EQ-P1 / EQ-P2
Tube Studio Program Equalizers
※ 製品品質の向上と部品需給状況によって、製品構成などの仕様は予告なしに変更することがございます。