ディスクリート ステレオ/2ch VCAコンプレッサー
VSC-3は、世界中のトップスタジオで使用されている”モダンクラッシク”なコンプレッサー、VSC-2の後継機です。
VSC-3はVSC-2の機能に加え、RMS/PEAKメーター切替機能、アタックとリリースタイムの設定値の増加など多くの新機能とオプションを持ちます。
VSC-3の名称はVSC-2と変わらず”QUAD DISCRETE COMPRESSOR”ですが、その名はディスクリート部品のみを使いハンドメイドで製造された4つのVCAを使用していることから命名されました。
そしてそのVCAのデザインは70-80年代のVCAをベースとした最上なコンプレッサーからの影響を受けており、そのためVCA自体は “1979” と命名されています。
そのクラシックなサウンドをベースとした出音が現代のマスタリンググレードのシグナルパスと融合し、VSCシリーズが誕生しました。
またVSCシリーズには”SOFT” モード時はレベルと付随してRatioが増加していくといった、ユニークで革新的な特徴も内蔵されています。
*VSC-2からの主な変更点*
・Dual mono / Stereo SC / Mono summed SCモード切替機能
・RMS/PEAKメーター切替機能
・Stereo SCとMono summed SCモード時はチャンネルAのコントロールがマスターに
・すべてのパラメーターはクリック式(スレッショルドとメイクアップはオプション)で容易にリコールが可能
・アタックとリリースタイムは10通り設定可能
・Slow/Fastオートリリースモード搭載
・20セグメント バーグラフメーター (0.25dB – 20dB)を各チャンネルに搭載
・Cinemag製トランスと最先端のラインアウトドライバーを用いた非の打ちどころがないクオリティの入出力
*特徴*
・Dual Monoモード時はチャンネルごとに個別のコントロールが可能
・どのような設定下でも、ステレオシグナルの位相は同期
・位相のシフトやL-Rチャンネル間の問題は発生しない、革新的なSCデザイン
・マスタリングクオリティのシグナルパス
・最小限の回路で構成されるハードリレーバイパス
・ソフトニー (SOFT=TipToe) とハードニー (BRICK) モード設定
・2つの周波数を選択可能な持つサイドチェインハイパスフィルター
・特注のスケールレンジ (目盛範囲) のパラメーターコントロール
・最高の品質を持ち、適切な箇所でモディファイされた内部コンポーネント
・PSUノイズを排除するトロイダルトランス
・ICではないディスクリート “1979” VCA
・温度を一定に保つセラミック素材の外装
・サウンドにビンテージキャラクターを付加する ディスクリート “1979” VCA
・現代のソフトウェアプラグインで生み出すことは非常に難しい、リアルなアナログのパンチのあるサウンドを生み出す “1979” VCA
ディスクリート VCA “1979”
Vertigo Sound “1979” はフルディスクリートのV-oltage C-ontrolled A-mplifire (VCA) です。
1979は、コンプレッションがかかるほどサウンドに色を付け、出力を”Make Up”します。
このベーシックな効果と入念に考えられた回路、部品の選択により、例えユニットが酷使されていた場合でも、ぼんやりとしたり不快なサウンドではなく、フレッシュさとパンチのある正確なサウンドが得られます。
Stereo SCモード
VSC-3はそれぞれのチャンネルのオーディオパス内とサイドチェイン内に1つずつのVCAを持ちます。
Stereo SCモードではどちらのサイドチェインもアクティブになり、一緒にサミングされるということはありません。
このユニークで革新的な機能は、その技術の正確さも相まってVSC-2をマスタリングやMIXバスコンプとして最適なものにしました。
Dual Monoモード
Dual Monoモードはチャンネルごとにメーターも有し、個別のコントロールが可能です。
クロストークは-100db以下で、まさに2つの分割されたユニットのように動作します。
つまり、トラック制作やミキシングにおいて、2つのワールドクラスのコンプレッサー / リミッターを使用できるということです。
製品名 | VSC-3 |
概要 | ディスクリート ステレオ/2ch VCAコンプレッサー |
関連ページ | メーカーページ |
VSM-2
ミックスサテライト MSエクステンション + ハーモニックジェネレーター
※ 製品品質の向上と部品需給状況によって、製品構成などの仕様は予告なしに変更することがございます。